カネイワ醤油本店の話

カネイワ醤油本店の話、本物の醤油

カネイワ醤油本店100周年プロジェクト

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カネイワ醤油本店の百年目のテーマ

原点を目指す醤油カネイワ醤油本店の創業は大正元年。
それから九十猶予年、平成二十三年には記念すべき百年目を迎えます。

大きな大きな百年目の節目に当たってカネイワ醤油本店は創業百周年プロジェクトをスタートしました。そのプロジェクトには二つのテーマがあります。


紀州和歌山は醤油の故郷。
運輸技術が発展した今の時代だからこそ原料は日本全国の産地から集めることが出来ますが、醤油がはじめて造られた当時、大豆や小麦は和歌山県内、もしくは自分達で生産して造っていたはず。
当然、大豆も小麦も農薬など使うことなく育てられていたはずなのです。
そんな素材を使って造られた醤油はいったいどんな味だったのか。
その原点に迫ることが一つ目のテーマでした。


そして百年もの間、カネイワ醤油本店を育くんで下さった地元和歌山の社会や地域への恩返しをしたい。それが二つ目のテーマでした。

そして出来ればフードマイレージなどのテーマもそれには盛り込んで行きたい。 そんな様々な思いを盛り込んでプロジェクトはスタートしました。

醤油の素材

カネイワ醤油本店のお客様や出入りの業者様などいろいろな人たちにお願いし、地方自治体の皆様にも協力を頂き、先ずは原料である大豆と小麦を探すことからスタートしました。

それには時間が掛かりました。最初は近隣から、やがて和歌山県全域へと情報収集が広がり、プロジェクト開始から6ヶ月あまり、ようやく小麦と大豆の発見の報がカネイワ醤油本店にもたらされました。


早速、カネイワは栽培されている場所に出向き、お話を伺いました。
まず驚いたのは、カネイワ醤油本店が望んでいた無農薬栽培の大豆と小麦を栽培していたのは障害者の皆様だったということでした。 障害者施設が持つ畑で無農薬でほとんど機械を使わずにたくさんの障害者の人の手で栽培されていました。
お会いした施設の所長様のお話はその障害者の栽培した大豆と小麦をきちんとした価格で買っていただける方を探しているという内容でした。そしてその提示価格は小売価格に近く、確かに安価なものではありませんでした。


カネイワ醤油本店は 悩みませんでした。
地元地域社会への恩返しのために、障害者施設の運営のために、少しでも足しになるのであればと、提示価格そのままにほぼ全量の引取りをお約束しました。
こうして最大の問題である原料の調達が様々な人たちのおかげで出来たのです。

カネイワ醤油本店プロジェクトスタート

和歌山県内産の無農薬栽培の大豆と小麦。
地元地域社会のための恩返し。
地元産の原材料で造るというフードマイレージ。

すべてのテーマはクリアしました。


平成二十一年秋、いよいよ仕込が始まります。
仕込まれた麹が諸味になり、醤油になるのは平成二十三年。
カネイワ醤油本店の百周年の年です。
醤油の原点とはいったいどんな味なのか、そしてそれはカネイワ醤油本店に何を教えてくれるのか、その日が来るのをカネイワ醤油本店は諸味と共にじっと待ちます。

カネイワ醤油本店プロジェクト
  • カネイワ醤油本店
  • 醤油は8つの季節を越える
  • 醤油の麹
  • 醤油造りの風景
  • カネイワ醤油スタッフ
  • 醤油の力
  • カネイワ醤油本店の醤油たち
  • 醤油への新しい取り組み
カネイワ醤油本店百周年プロジェクト

カネイワ醤油本店のノベルティグッズ

カネイワ醤油本店Tシャツ カネイワ醤油本店Tシャツ
カネイワノベルティにTシャツが登場です。
スタッフ全員が着用している紺色のTシャツで、プリントパターンは2種類。
先進的なデザインのものと古きよき時代をモチーフにした版画調のデザインがございます。フロントとバックの両方にプリントがあります。

カネイワ醤油本店の前掛けカネイワ醤油本店の前掛け
昔から、酒屋さんや醤油屋さんが身に着けてきた前掛け。
藍色に染めた帆布で作られたこの前掛けは、非常に丈夫で使い込めば使い込むほど味がでて馴染んできます。
今見るとどこか懐かしい雰囲気がするかもしれません。

カネイワ醤油本店前掛けエコバッグカネイワ醤油本店前掛けエコバッグ
丈夫な藍染の帆布で作られた前掛けをエコバッグにしました、紐の部分も前掛けと同じです。素材が前掛けと同じだからすごく丈夫! 携帯電話やお財布の入るインナーポケットも付いてお買い物用のECOバッグとしてはすごく便利。 サイズは2種類。前掛けを2枚使ったものと、1枚の前掛けから作ったものがあります。


カネイワ醤油本店会社概要
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