カネイワ醤油本店の話

カネイワ醤油本店の話、本物の醤油

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醤油に必要な時間

カネイワ醤油本店の環境本物の「美味い」醤油を作るには時間が必要です。

醤油は 「酵母が持つ力」を利用し、「酵母が持つ力」を最大限に引き出し、酵母が醤油を熟成させる時間を与えてやることが大切です。


そのためにカネイワ醤油本店では醤油のための諸味を8つの季節(2年間)を超えてじっくりと熟成させていきます。
春が来て、夏になり、秋が訪れ、冬を越える・・・・
カネイワを取り巻く自然が奏でる4つの季節を2度ずつ超えて8つの季節を越えることで諸味は円熟の旨みを持ち、それを搾って作る醤油は本物の味わいに仕上がるのです。


こうして造った醤油はカネイワならではの深い味わいを実現していると自負しております。

醤油のために職人達が寝ずの番をしながら麹を作り、それを木樽に張った塩水に入れ、諸味として発酵熟成のために二年間、毎日毎日かき混ぜながら造る醤油屋は今では数少ないものになりました。

醤油の醸造職人と酵母や微生物の力と自然の環境(四季)が織り成すハーモニーと、100年近くの間、カネイワ醤油本店ではぐくまれてきた独自の味を今も、そしてこれからも造り続けていくのです。


これからも、味に甘んじることなく・・・・・・・
そして、大量生産に走ることもなく・・・・・・

当店の醤油の味を守っていき、「美味しい」「旨い」といってくださるお客様のために誠心誠意をもって醤油醸造に努めていくことがカネイワ醤油本店では一番大切なことだと思っています。


今までも、そしてこれからも変わらずに心を込めた本物の醤油になるために今日も「もろみ」はじっと待っているのです。

いつか醤油となってお客様のお手元に届くのを待っているのです。

醤油まめ知識

現在、国内で生産されている醤油の大半が本醸造であり、また濃口が大半を占めると言われています。
「本醸造」の条件は、大豆、小麦、米等の穀物を蒸煮し、麹菌を用いて作成した麹に、塩水または生揚げを混合して発酵・熟成させたものを指します。また、当店では使用していませんが麹に、蒸した米や甘酒を添加したり、分解を促進するための添加物もある程度許されています。

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