カネイワ醤油本店
お醤油の保存方法とよくあるご質問と回答集
お醤油(商品)の保存方法について
醤油は塩分を多く含んでいるので常温でも腐敗しにくいのが特徴ですが、開封したまま放置しておくと、色も風味もおちてくる褐変現象という現象が起こります。
この、醤油の色が黒ずんでくる褐変現象はメイラード反応と呼ばれるもので、醤油中の糖分とアミノ酸が化学反応をおこしてできたメラノイジン物質によるもので、 色が悪くなってるだけで無害で十分食べられます。
醤油は長くおいても悪くなることはありませんが、褐変現象が起きてくれば香りも落ち、醤油の本当のおいしさが失われてきます。
褐変現象は、空気にふれたり、紫外線(日光)に当てたり、熱を加えたりするといっそう早まります。
その為、醤油は栓をあけたら「冷暗所」へ置くのが上手な保存法です。おいしさを長持ちさせるには、栓を開けたらとりあえず冷蔵庫に入れるのが一番、色・味・香りがより長持ちします。
Q.お醤油の原料は国産ですか?
A.当店の醤油の原料は国産(北海道産)の丸大豆、国産(滋賀県産)の小麦、国内の天然塩のみが原料です。遺伝子組み換えの素材などは一切使用しておりませんので安心してお召し上がり下さい。
Q.こいくち醤油とうすくち醤油の違いは何ですか?
A.こいくち(濃口)醤油は、一般的な醤油です。当店の本醸造醤油シリーズがこれに当たります。醤油の生産高の約9割を占め、通常、単に「醤油」というと濃口醤油をさします。
うすくち(淡口)醤油は、濃口に比べると色や香りは薄いが、塩分濃度が高いのが特徴です。関西地方で多用され、食材の色や風味を生かしやすいため、汁物、煮物、うどんつゆなどに好んで使われています。淡口は色が最重要視されることから、酸化して黒みが出たものは価値が低くなります。そのため、こいくちよりも賞味期限が短めに設定されているのが特徴です。
Q.生醤油って何ですか?
A. 発酵・熟成したあとのもろみを搾ったままの醤油で加熱処理(火入れ)をしていないものを指します。当店の醤油では「穀醢(生醤油こくびしお)」がそれにあたります。別名「生揚げ(きあげ)醤油」とも呼ばれます。 加熱処理(火入れ)をしていないので、もろみ特有の香りが失われず、酵母も活動を停止していません。醤油の風味がそのまま残っているのが特徴です。
Q.醤油にはどんな種類があるのですか?
A. 日本の醤油には長い歴史があり、各地で独自の風味や味わいを持つ醤油がたくさん造られてきました。日本農林規格(JAS)では、製造方法、原料、特徴などから、「こいくち」「うすくち」「たまり」「さいしこみ」「しろ」の5種類に分類されています。
こいくち(濃口) 醤油
関東地方で発達した最も一般的な醤油。醤油の生産高の約9割はこれを占め、通常、単に「醤油」というとこれを指します。
うすくち(淡口) 醤油
濃口に比べると色や香りは薄いが、塩分濃度が高いお醤油です。関西地方で多用され、食材の色や風味を生かしやすいため、汁物、煮物、うどんつゆなどに好んで使われています。
たまり(溜り) 醤油
風味、色ともに濃厚なもの。刺身につけたり、照焼きのタレなどに向くお醤油です。原料は大豆が中心で、小麦は使わないか使っても少量です。
さいしこみ(再仕込み) 醤油
甘露醤油とも呼ばれるお醤油、風味、色ともに濃厚です。刺身、寿司などに向いていて、最大の特徴は仕込工程で、塩水のかわりに生醤油や醤油を用いて造ることです。
しろ(白) 醤油
色は薄く、醤油というよりナンプラーのような色合いをしています。味は塩分が強く、少し甘みがあるようです。原料は大豆が少なく、小麦が中心。色の淡さが特に重要なため、淡口よりさらに賞味期限が短くなります。
Q.表面にカビが浮いた醤油は捨てるべきですか?
A.あの白いカビのようなものは産膜酵母と呼ばれるもので、食べても心配ない種類です。
当店では出来るだけ発生しないようにしてはいるのですが、もし発生した場合でもペーパータオルや布なのでこせば、使うことができます。ただし風味は落ちていますので、そのままは使わずに、火を通して早めに使い切っていただくことをおすすめします。
Q.醤油の醸造所見学はできますか?
A.はい可能です。ご希望の方は1週間前までにご連絡下さい。事前にご連絡なしに突然おいでになられた場合、仕込時期などに重なると対応できない場合がございます。
お問合せは フリーダイヤル 0120-33-2149 までお願いいたします。
Q.賞味期限が切れた醤油は食べられないのですか?
A.醤油は塩分が強く保存がきく調味料なので、期限が切れてもご使用には問題ないですが、風味や色合いが悪くなってきますので、美味しく召し上がっていただくためには期限内の消費をオススメしております。詳しくは醤油の保存方法をご覧下さいませ。
Q.黒っぽく色合いが変化してきた醤油は健康に害がありますか?
A.健康に害はありません。醤油が黒ずむのは、アミノ酸と糖分が化学反応を起こしてできるメラノイジンという化合物が空気と接触して酸化褐変するためで、腐ったり有害物質に変化しているわけではありません。変色を遅らせるためには、冷蔵庫などの冷暗所で保存し、空気との接触面を少なくするのが効果的です。夏場はとくに温度が高くなりますので、開栓・未開栓に関わらず冷蔵庫で保存していただくのが一番いいと思われます。
Q.通信販売以外でカネイワ醤油本店の商品を購入することは出来ますか?
A.各地の百貨店・スーパーまたは産直市場での販売も行っております。販売店舗につきましては、お電話またはメール(syouyu@kaneiwa.net)でお問い合わせください。
Q.海外へ発送してもらえますか?
A.食品衛生上の都合もあり、商品の発送は日本国内に限らせて頂きます。
Q.注文後に確認メールが届きません
A.ご注文後に自動送信される「自動返信」メールが届かない場合は、ご記入いただきましたメールアドレスが間違っている可能性がございますので、当店までメール(syouyu@kaneiwa.net)またはお電話にてご連絡下さい。
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